コンテンツ・ファースト【社長の四方山話】

6月新刊の『コンテンツ・ボーダレス』の原稿を読んで興味深かったのが、韓国は官民を挙げての取り組みによりコンテンツの輸出大国になり(5年前の倍の約1兆3000億円)、そのことがサムスンのスマホやヒュンダイの車だけではなく、化粧品や食品の輸出増にも結び付いているということです。

歴史的に考えると、コンテンツを通じて自国の社会や文化、娯楽を伝えることにより、自国の商品・サービスに関心を持ってもらう。そしてそのことが輸出拡大につながっています。特に先進国では、コストではなく価値を売るビジネスになっているので、コンテンツで先に価値を伝えていく「コンテンツ・ファースト」の輸出戦略が必要です。

私たちはコンテンツづくりのプロ集団なので、世界中に日本の価値を伝え、日本企業の輸出をサポートする事業ができると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です