後継者【社長の四方山話】

日本の経営者トップ3と言われているのが、ソフトバンクの孫正義さん、ファーストリテイリングの柳井正さん、日本電産の永守重信さんです。このお三方は仲良しでもあるようです。

さて、孫さん、柳井さん、永守さんともに共通の問題があると言われています。それは後継者問題です。これまで外部の優秀な人材を後継者として招き入れても、事業承継が実現していません。

創業経営者は、会社と自分が一体化していて、経営をすることが自己の存在意義です。
ましてや成功者ほどその思考が強いので、他者に経営を任せるというのは、他人があれこれ言う以上に難しいことです。

その一方で、Panasonicの松下幸之助さん、SONYの井深大さん、HONDAの本田宗一郎さん、京セラの稲盛和夫さんといった歴史的な創業経営者は、上手に後継者へ経営のバトンを渡しています。

これらの創業経営者は、自分が一体化している対象を「会社」から「理念」に昇華させ、自分と同じぐらいの情熱で企業理念を体現している人を後継者として登用しています。

私自身、経営者としてこれからが本番と思っているので、今のところ後継者問題はありませんが、企業理念を体現している人をたくさん増やし、経営幹部やグループ企業の経営者に登用していき、万が一自分に何かがあったときに引き継いでもらえるようにしたいと思います。

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