
【社長の四方山話】A rolling stone gathers no moss.
先週に続きサッカーの話ですが、私は小学校から始めたので、今ではサッカー歴40年になります。サッカーについて、学生の頃は部活として辛くて楽しい日々でしたが、社会人になり、サッカーからフットサルにスタイルが変わり、ほぼ毎週、リフレッシュを兼ねて楽しく活動しています。
47歳の今も衰えは特に感じず(身体の衰えを気力でカバー)、このままずっと続けられると感じていて、いずれは同世代のトッププレーヤーも夢ではないと思ってがんばってます。
編集者としても、20歳の学生の頃からほぼ毎月本をつくり続けていて、編集者歴は27年になります。社内では一番本をつくってきた人ですし、業界内でも、長期に渡って第一線で活動している部類に入ると思います。他社の編集長の友人たちからは、「社長になってもまだ本つくってるの?」とよく驚かれますが、仕事でも経営者兼編集者としてトッププレーヤーになりたいと思っています。
A rolling stone gathers no moss.(転がる石には苔が生えぬ)という諺がイギリスにあります。「職業や住まいを転々とする人は成功できない」という由来ですが、アメリカでは「活動的にいつも動き回っている人は能力を錆びつかせない」という意味で用いられています。
今は職業選択の自由や転職が当たり前の時代と言われていますが、能力や気力がなければ職や会社を変えても実力はつかず、中途半端なキャリアで惨めな人生の後半戦を迎えることになります。一方で、居心地の沼にはまり、不平不満はあるけで居場所を変えない人も、同様で惨めな人生の後半戦を迎えることになります。
みなさんには、「A rolling stone gathers no moss.」の良い面を両立し、充実した趣味、仕事、そして人生を送ってもらえたらと思います。何事も“活動的に続ける”ことが、能力を磨き、成功へと導くと思います。