
【社内学習会】自分のもつ潜在的な力を、最大限に発揮していくために
クロスメディアグループでは、著者の先生をアドバイザーや研修講師にお迎えし、社内学習会を定期的に開催しています。
昨年10月よりスタートした新しい社内学習会は、「次世代リーダー」として選抜されたメンバー向けに行うもので、月1回ペースで対面型とし、理論と実践を組み合わせたクロスメディアグループ完全オリジナル版のマネージャー研修会です。
第4回目では、一人ひとりがもつ仕事のこだわり(編集論や営業論など)に加え、普段は共有することのない自分の価値観について話した後、それぞれの「組織や人に対する関心ごと」「自分の影響力」についても発表しました。
前回は心理学モデル「ジョハリの窓」の「盲目の窓」を通して、「周囲は知っているが、自分は認識していなかった私」を知ることで、行動を意識的に変化させることができました。
今回は、これまでの自己認識と自分のこだわり、価値観から「影響力(自分ができること)」を考え、発表しました。
以下に参加メンバーの発表の一部をご紹介します。
・「人の意見には良い悪いはない」と思っているので、違う意見を知ることが大事だと思っている。部署の連携を現場レベルで深めていきたい。そのためのコミュニケーションの場づくりは自分ができること(影響力)だと思う
・教えるときは、行動よりも考え方を伝えるようにしている。誰もが成長できる仕組みをつくることに特に関心がある。マネージャーがメンバーの意欲を引き出せるような組織にしていきたい
・チームメンバーに「この人がいれば大丈夫」という安心感を与えたいと思っている。売上に貢献しつつも、チームが仕事を楽しんで前向きに取り組める環境づくりをしたい。そのために意識的に仕事の意味を伝えたり、メンバーの話をまずは受け入れるようにする
・前回で自分が自己開示が苦手だと気付いたこともあり、営業活動で自己開示を意識して関係性づくりをするようになった。会社にも個人にも、貢献していきたい。そのために関わる人たちのモチベーターやムービーメーカーになっていきたい
今回の学習会では講師の先生から「自分がコントロールできることと、できないことがある」ということを認識するために、「7つの習慣」の「関心の輪と影響の輪」というフレームワークを使って理解する方法を教えていただきました。「関心の輪」の中に、自分がコントロールできること、すなわち「影響の輪」があり、それを区別することが重要です。その上で「影響の輪」を広げるように意識することで、自分のもつ本来の力を発揮しうる具体的なアクションがみえてくるとのこと。
次回は、自分の関心事と影響力(を発揮できる範囲だと思っていたこと)の中から、実際に自分の力で影響力が発揮できたことと、できなかったことを発表する予定です。