【社長の四方山話】成長主義

国や企業、個人にとって“成長主義”が至上命題となっている社会に窮屈に感じている人は多いと思います。

例えば、日本という「国」で言うと、人口が減っている中でGDPを指標とした経済成長を追求することは簡単なことではありません。それよりも、ブータンの提唱する「経済的な豊かさではなく精神的な豊かさを重んじる」GNH(国民総幸福量)を追い求めた方が国の段階としては適しているかもしれません。

また「企業」も、企業の価値は売上や利益だけではないはずで、事業成長がなくても、細々と楽しく良い仕事をすることはできると思います。

さらに「個人」も、みんながみんな成長志向ではないのは明白で、安定志向の人とのバランスで社会経済の秩序が保たれているのだと思います。

このように「成長主義」というのは、価値観や考え方なので、人それぞれ思うことがあって然るべきですが、私は経営者として成長にこだわっています。

企業や事業、人は、成長が停滞してしまうと、いろんな意味でネガティブスパイラルに陥ってしまいます。

当社について言えば、成長にこだわって、目標を実現していく。顧客に選ばれ、スタッフの自信を高め、優秀な人材を集め、企業価値を高め、そして社会に還元するといったポジティブスパイラルをきちんとつくりあげていきたいです。

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